スポーツが安全に行える「環境」にするためには、
スポーツの現場に関わる全ての人が正しい知識を身につけ、それぞれがアクションを起こすこと
が求められるとスポーツセーフティージャパンでは考えています。
スポーツが安全に行える「環境」のためには、
-
- 事故が起こる前に予測し、回避し、予防するための対策
- 事故が起こった際に、適切かつ迅速に対応するための対策
この2つの対策が必要になります。
スポーツセーフティーアクション
スポーツセーフティージャパンでは、スポーツが安全に行える「環境」にするために必要なこの2つの対策を実施するために必要なアクションをスポーツセーフティーアクションと名付けて、
- 知る
- 備える
- 整える
の3つのアクションを起こすように啓発活動をしています。
知る
スポーツに関わる全ての「ヒト」が安全に対する関心や知識を深めることによって、事故が起こった際に適切な対応をとることができます。
また、それ以上に事故を起こさない環境を作り出すことが可能になります。
スポーツセーフティージャパンでは、それぞれの立場の方に最低限求められる知識を習得できる、セミナーやライセンス・プログラムを実施しています。
備える
AEDや救急キットなど、実際に事故が発生した時に必要な「モノ」がそこになければ、いくら使い方を知っていても意味がありません。
スポーツ現場の安全を守る上で必要な「モノ」はしっかりと備えることが必要です。
学校体育や部活動の重篤な事故(トリプルH)の際に必要なアイテムを揃えたプライマリーセットやケガの事故に対応するための救急箱をスポーツセーフティージャパンではご提案しています。
整える
知識がついて、設備や備品が整った後は、「ヒト」と「モノ」がしっかりと機能する「体制」作りが必要になります。
スポーツ現場での最悪の事態を想定した緊急時対応計画 EAP (エマージェンシー・アクション・プラン)を作ることで、より迅速な救助体制が確立されます。
少なくとも年に一度はシミュレーション訓練を実施し、実際に計画通りに機能するシステムが整っているかを検証することが大切です。
まとめ
スポーツが安全に行える「環境」を整備するには、スポーツ現場に関わる全ての人が、事故が起こる前に予測し、回避し、予防するための対策と事故が起こってしまった時に適切かつ迅速に対応できるようにするための対策のために、知る・備える・整えるの3つのアクションを起こすことが求められます。
スポーツが安全に行える「環境」を整備することは、誰か一人に責任があるのではなく、正しい知識を身につけ、スポーツに関わる人、全てが事前から連携・協力しながらスポーツに関わる全ての人のために、全員で構築するものです。
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